Q&A - Page 3
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遺産の中に市街化調整区域にある不動産が含まれ、高すぎる(又は安すぎる)評価での分割を提案されている。
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1.市街化調整区域とは 許可が不要な場合の例として, ① 市街化調整区域に指定される前から存在していた建物の増改築(ただし自治体が定めた面積等の条件に適合している必要があります) ② 農林漁業を営む方のための住居や,農林 […]
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賃料収入がある土地や建物があるので、賃料の分配を受けたい。
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1.相続開始(死亡時)から遺産分割時まで また,この間に各相続人が取得した賃料は,後にされた遺産分割の影響を受けないものとされています。 そのため,例えば賃料が口座に入金されていた場合は,これを前提に賃料を清算する […]
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共同住宅(マンション、アパート等)が遺産に含まれていて、是非とも取得したい。
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以下の記事は,共同住宅が賃貸物件であることを前提とします。 1.事前に確認すること ⑴ローン残高 共同住宅を取得する際,被相続人が相続対策の一環として銀行等でローンを組んでいることがあります。ローンやその抵当権が残ってい […]
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遺言に有効期限はありますか?
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遺言に有効期限はありません。 そのため、何十年も前の遺言であっても、それより新しい遺言が作成されていなければ、それがそのまま有効となります。 また、新しい遺言が作成されていたとしても、それが古い遺言の内容を変更していなか […]
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遺言は、訂正や取消し(撤回)ができますか?
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いずれも可能です。 公正証書を訂正する場合は、原本が公証役場にあるため、新たに遺言書を書き直す必要があります。 取消し(撤回)は、自筆証書遺言の場合、遺言書を破棄することで足ります。 公正証書の場合は、原本が公証役場にあ […]
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不動産ではなく代償金を取得したいが、実家の跡取りとなった長男が代償金を払うだけの金銭を持っていない。
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土地上に建物が建っていて、単純に半分に割ることができない場合を想定します。 長男が代償金を用意できない場合、まずは不動産を売却するよう長男と話し合うことになりますが、実家の跡取りとなった長男は売却を拒否する可能性が高いで […]
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自宅不動産を取得したいけれど、多額の代償金を払いきれない場合どうしたらいいのか分からない。
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相続分やご自身の財産の中から代償金を支払うことができない場合は、不動産を担保に銀行融資を受けることが考えられます。 もっとも、融資を受けることにはリスクもあります。 まず、返済ができなくなった場合は、自宅が競売にかけられ […]
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不動産を他の相続人と共同で売却して代金を分配したいですがやり方が分からない。
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不動産の売却は、 ①不動産業者の選定 ②売り出し価格の決定、売り出し ③買主との売買契約、手付金の受取り ④残代金の受取りと、登記手続 ⑤譲渡所得税の申告 といった流れで進んでいきます。 ところが、相続人が複数人いる場合 […]
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相続人に認知症の者がいる場合はどうなるの?
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遺産分割協議は、相続人全員で行わなければ無効となります。 相続人に認知症の者がいて、その相続人が意志能力(遺産分割の内容を理解して判断する能力)を欠く場合は、そのような相続人のした意思表示は無効となりますので(民法3条2 […]
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遺産の相続には、必ず相続税が発生するのでしょうか?
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遺産を相続したとしても、相続税が発生するとは限りません。 具体的には、次の計算方法によって計算した相続税額が0以下であれば、相続税は発生しません。 課税価格 相続税を計算するには、まず課税価格を計算します。次の計算式 […]