不動産を他の相続人と共同で売却して代金を分配したいですがやり方が分からない。
- 2021.09.25
不動産の売却は、
①不動産業者の選定
②売り出し価格の決定、売り出し
③買主との売買契約、手付金の受取り
④残代金の受取りと、登記手続
⑤譲渡所得税の申告 といった流れで進んでいきます。
ところが、相続人が複数人いる場合、遺言書がなければ不動産は全員の共有となりますので、①から③までについて全員の合意が必要となります。
不動産の購入は、多くの方にとって一生に一度のことですので、売却は初めてという方がほとんどです。
そうすると、これらの事項について何をしていいかわからず話し合いが進まなかったり、ときには対立が生じてしまい、いつまで経っても売却が進まないということもあります。 そうなると、固定資産税の負担や、草刈り等の管理の負担がいつまでもかかり続けることになりかねません。
そこで、弁護士に依頼して、あらかじめ代金の分配について遺産分割協議書を作成して、不動産の売却を進めるとスムーズに進みます。 売却手続と代金の分配も弁護士に依頼しておけば、遺産分割協議書で取り決めたとおりに送金手続が行われますので、代金の分配をめぐってトラブルになることも防げます。 当事務所では、遺産分割協議書の作成から、不動産の売却手続の代行までご依頼いただけます。
不動産登記、譲渡所得税の申告についても、信頼できる司法書士・税理士をご紹介でき、事案の引き継ぎもさせていただきますので円滑な対応が可能です。