長年連絡がとれなくなっていた相続人に連絡を取り、すべての遺産を依頼者様が取得する内容にて遺産分割協議が成立した例
- 2023.07.05
ご相談者様
40歳代 女性
争点
遺産分割の内容
ご相談内容
相続人の中に長年連絡がとれなくなっていた相手がおり、自分が連絡をしても話が進まないと思われるので、弁護士から連絡をとって遺産分割の話を進めてほしい、とのご依頼でした。
当事務所の対応
まずは、分けるべき遺産や負債、諸経費などの内容を整理し、当職から相手の方に、お手紙でご連絡を差し上げました。
その際、必ずしも遺産等は引き継がなければならないものではなく、放棄していただくことも可能である旨を書き添えました。
結果
相手方から、相続分を放棄したい旨のご連絡をいただきましたので、遺産は全て依頼者様が相続する内容にて遺産分割協議を成立させることができました。
相手方にお手紙を差し上げてから上記内容の遺産分割協議書を作成するまで、約1週間の短期間で終えることができました。
弁護士所感
連絡を取りにくい相手がいる場合、弁護士にお任せいただくことで、ご負担感も少なく、スムーズに協議を進められる可能性がありますので、このような場合は弁護士へのご依頼をご検討ください。
この記事を担当した弁護士
堺鳳法律事務所
代表弁護士
笹倉拓人
保有資格弁護士、税理士、宅建士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、M&Aシニアエキスパート
専門分野相続|不動産|離婚
経歴神戸大学経営学部 卒業|大阪市立大学法科大学院 修了|2012年:弁護士登録(65期)|大手法律事務所勤務を経て2018年10月に堺鳳法律事務所設立